2018/10/09

朝の散歩が終わったら爆睡する犬

【散歩で訪れた公園。】


きのうの「滝ノ沢ふるさと砂防愛ランド」でのハイキングの疲れがでているのか。
きょうのリリーは、朝の散歩にのり気でない。
じっと立ち止まって、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。

ぼんやり気抜け状態だ。
山のなかの面白さと、街の公園のつまらなさ。
それをくらべて、がっかりしているのか。

公園でウンチを済まして、さっさと家にもどってしまった。
家に入ったら、縁側のガラス戸のそばでバタンキュー。

グーグーいびきをかいて眠りだす。
ほとんど爆睡。
老犬の疲れ顔。

きのうは、そう全力で遊んでいるふうでもなかったが。
やっぱり歳かね。

ヒトはヒトの老いはわかるが、犬の老いには気づかない。
気づいたときには、すでにヨロヨロ。

なんてことがないように、過度な運動には気をつけなくては。
体重があるだけに、手足の膝の負担も大きいはず。

でも、適度な運動を継続しないと老化を早めることになる。
まあこれは、ヒトもいっしょなのだけれど。

私の老いとリリーの老い。
両方チェックするのも散歩の目的。

リリーは朝の散歩が終わったら爆睡できるけど、私はちょっとね。
ちょっとうらやましいかも。


【散歩に気がのらない様子。】

【縁側のそばで、バタンキュー。】

【いびき。】

【ほとんど爆睡。】

2018/10/08

中泊町の不動の滝へハイキングする犬

【「滝の沢ふるさと砂防愛ランド」の「森のやぐら」で遊ぶリリー。】


旧中里町(現中泊町)の「不動の滝」を見物しようと遠出ドライブ。
「不動の滝」入口の手前で、森の中に木造建造物があった。
看板をみると、「森のやぐら」と命名されている。

さっそくリリーが「森のやぐら」の中へ入って遊ぶ。
この建造物の匂いを嗅ぎ回る。
未知の建造物を理解しようとしているのだ。

不動の滝への遊歩道を20分ほど散歩。
滝手前で、土砂崩れのため遊歩道がふさがっていて通行不能。
残念。

引き返して、遊歩道入口の芝生で遊ぶ。
堰堤の下の芝生広場が気に入ったのか、リリーはなかなか帰りたがらない。

ひさびさの遠出に、はりきって遊びすぎて、ちょっとお疲れのようだった。
疲れていても、普段の散歩では見せない笑顔が、満面に。

愛犬の笑顔を見るのは楽しい。
リリーは、どんなところへ連れて行っても笑顔をみせてくれる。
愛犬と楽しさを共有できる愛犬ハイキングは、楽しさが倍増する。


【「森のやぐら」の階段を登って上部テラスへ。】


【不動の滝への遊歩道を散歩。】


【足どり軽く遊歩道を進む。】


【遊歩道は土砂崩れでふさがっており、これ以上前へは進めない。】


【引き返して、砂防ダムの芝生で遊ぶ。】


【帰る時間になっても、帰りたくないリリー。】


【遊びすぎて、ちょっとお疲れの様子。】

2018/10/07

犬が、家の者におやつをねだる3つの方法

【じっと家の者を見つめるリリー。】


リリーには、おやつをねだる3つの方法がある。
これは、高齢になってから会得したようで、若い頃には見られなかったしぐさである。
リリーも11歳。
11年もの年月の間に、リリーは確実に知恵を積み重ねている。
いったい誰にならったことやら・・・

まず、家の者をじっと見つめる。
つぶらな瞳で見続ける。
目をそらさずに、一心に見続けるのだ。
哀願するような目つきではない。
無心に祈るような敬虔な眼差しでじっと見つめ続ける。
これが、おやつをねだる第一の方法。

次は、あまえる。
鼻先で腕の下にグイグイともぐりこみ、椅子にすわっている家の者の腿にアゴを乗せて、つぶらな瞳で見上げる。
しばらくその姿勢のままじっとしている。
愛らしさ倍増作戦とでも言おうか。

初めのうちは、このリリーの愛らしいあまえに負けて、おやつを与えていたのだが。
最近は、この第二の方法でも、家の者は知らん顔。

相手が知らん顔を決め込んでいると知ると、リリーは最後の手段。
手を出して、おやつをくれとせがむ。
家の者は、うるさくつきまとうリリーに、ついに負けておやつを与えてしまう。

この三段攻勢を家の者がスルーしたら、次はどんな方法を考えるやら。
はたして第四の方法は、あるのだろうか。


【ちょっと、なに見てんのよ!】


【つぶらな眼で見つめる。】


【見つめ続けることが重要よ。】


【見つめ続けながら、次の作戦を考えている。】


【腕の下に鼻先を潜りこませて、アゴを腿の上に乗せてあまえる。】


【ついに実力行使。手が出た。】


【ちょっと!なに撮ってんのよ!】

2018/10/06

雨の朝、散歩をぐずる犬

【えっ、散歩に行くの?】


大型の台風25号は、対馬沖を北東に向かって通過中。
そのせいか、せいでもないのか、青森市は朝から雨。
雨の日は、散歩に出るのを面倒がるリリー。

面倒がらずに、ホイホイと散歩に出かけることもあるのだが。
今朝は、ちょっとめんどくさそう。

リリーは、ウンチを外でする。
なので、雨の日でもウンチの用で公園へ出かけなければならない。

今日は、声をかけても立ち上がらずに、じっと私の顔を見つめている。
なかなか動き出す気配がない。

雨が小降りになったころ、ようやく立ち上がって、玄関へ。
そして、玄関から公園へ。

公園では、あくびを連発。
かったるいなぁという自己主張。

高齢になったら、自己主張が強くなったような気がする。
それと、考え込んで動かなくなることも多くなった。

今日も公園の芝生の上で、じっと考え込むように動かなくなった。

と、パラパラと大粒の雨。
リリーはスタコラサッサとご帰還あそばした。


【外は雨よ。】


【雨に濡れたくないわ。】


【マジっすか。】


【グーと寝たふり。】


【寝たふりな足。】


【寝たふりな手。】


【あくび連発。】


【雨降りの横顔美人犬。じっと考え込む。】

2018/10/05

朝の散歩のあとに、玄関でくつろぐ犬

【おもちゃのそばで、朝の散歩待ち。】

リリーは、朝の散歩がおわると、玄関のタイルの上でくつろぐ。
玄関は、家の中でいちばんのお気に入りの場所であるようだ。

散歩に出るときや、野や山へハイキングに出かけるとき、いつも玄関を通る。
また、おやつのたくさんある家にもどってくるときも、玄関を通る。

大好きな家の者がかえってくるのも玄関である。

リリーにとって玄関は、楽しい気配がただよっている場所なのだろう。

犬は、気配に敏感である。
だから玄関を、自分がくつろぐ場所と決めているのだ。

玄関は、楽しい外の世界と安全な家の世界をつなぐ場所でもある。
もっとも近くにある楽しい世界は、公園の芝生だったり、犬たちがよく通る道路だったり。

そして外から、やさしい家族にかこまれた家の世界へ。
楽しい世界と安全な世界を行き来する。

なにか、そういう動きが感じられる場所。
犬にとって、活気があふれている場所。

その場所で、外を感じている犬。
その場所で家を感じている犬。

玄関は、リリーが好奇心をあたため、ふくらませる場所なのさ。


【早朝の芝生の上は気分がいい。芝生の上でしばし休憩。】


【朝日を浴びて快適散歩。リリーの朝の笑顔。】


【家の前で通りを眺める。】


【家の中で、散歩のあとのおやつを食べる。】


【リリーのおやつ。おやつは、タッパにいれて冷蔵庫の中にしまってある。】


【玄関のタイルの上で朝のまどろみ。】

2018/10/04

散歩の途中、青草を夢中で食べる犬

【青草を食べる犬。】


犬の散歩にゃいい陽気になった。
今日は、全国的に秋晴れらしい。

リリーは、散歩の途中の公園で、草を食べ始める。
食べ始めると、なかなか終わらない。

お天気がいいせいか、のんびり草喰いを楽しんでいる様子。

ときたま顔を上げて、あたりを見渡したり、遠くを見つめたり。

草を食べ、青空を見上げ。
また、草を食べる。

天を見上げ、地を見下ろす。
まるでこの青草が、天の恵みであることを知ってでもいるように。

馬鹿言っちゃいけない。
犬だって、それぐらいは知っているさ。

などと、思っているかもしれない。

リリー:「草野球」や「草競馬」なんて言葉があるけど、あんたは「草犬」だね。

オレ:えっ?「草犬」ってオレのこと?

リリー:長いこと犬とつきあっているくせに、犬のことにトーシロだから「草犬さ」。

オレ:ははは、リリーかしこいね、草を食べているとかしこくなるのかね。

リリー:そうよ、あんたも食べてみな。


【ムシャムシャと、まるでウサギみたい。】


【しばし遠くを見つめ。】


【また草喰いに夢中。】

2017/11/17

うっすらと雪が積もった公園の草を食べる犬

【朝方、公園の枯葉の上に、雪が少し積もった。】


青森市内は昨日に引き続き、今日の朝も降雪があった。
愛犬の散歩コースの公園も、うっすらと雪化粧。
雪の白さにドウダンツツジの紅葉が映えて鮮やかだ。
そんな真紅の紅葉を眺めるでもなく、リリーはうつむいてばかり。

雪の下になっている青草を食べるのに夢中だ。
あまり食べさせないようにしているのだが。

リリーはヒトの食べるケーキが大好き。
甘いクリームやチーズが好きなのだ。
そんなリリーにとって、草はどんな味がすることやら。

美味しいから食べているのではないだろう。
サラミ巻きのオヤツも好きなリリーにとって、青草なんか美味しいはずがない。
そう私は思っているのだが、はたして真実はどうなのか。
愛犬に尋ねても教えてくれない。

リリーは、ムシャムシャと美味しそうに青草を食べている。
わざわざ雪の下の草を食べているのは、それなりの理由があるのだろう。
犬の健康や飼育法などについてまとめてあるサイトには、主に以下の理由が書かれている。
  1. 胃腸の調子が悪いときに整腸剤がわりに食べる。
  2. 胃の中にある毛玉などの異物を吐き出すために食べる。
  3. ストレス解消のために食べる。
リリーは散歩のたびに草を食べているので、上記三つの理由が常に存在しているのだろうか。
などと考えている間も、草食いは続く。
こんな冷たいものをお腹に入れては、かえってお腹をこわすんじゃないの?
胃腸の調子が悪いときにこんなものを食べたら逆効果でしょう。
お腹をこわしたら、それはそれでストレスでしょう。

ふだんの散歩の時、グイグイとリードを引っ張って草食いをやめさせようとすると、素直に従うときと相変わらず食べ続けるときとがある。
まったく何がどうなっているのか。
10年間いっしょに愛犬と過ごしているのだが、わからないことだらけ。

雪が降っても青々と生い茂っている草には、滋養がありそうに見える。
ふだんドッグフードばっかり食べているから、生野菜がわりに草を食べているのだろうか。
冬の野菜は、低温にさらされることで糖度が上がると言われている。
案外リリーは、雪の下の草の甘味を噛み締めているのかもしれない。

でも過食は禁物。
寄生虫が潜んでいたり、除草剤が混じっていたりしたら一大事。
愛犬の草食いは、安全な草地でほどほどに。
そう心がけているのだが。


【雪の下の青草を引っ張り出して食べる犬。】


【一心に草を食べ続ける犬。】


【草を噛む音が止むことは無かった。】

【犬の目には青草しか映っていない。】


【手足は動かず。首と口だけが忙しく動き回る。】