2013/02/11

氷結した小川原湖で遊ぶ犬

雪の小川原湖湖畔で遊ぶ。
津軽地方は吹雪で大荒れだが、上北地方は晴れているらしいという天気予報だったので、小川原湖見物に出かけた。

青森市と違って、小川原湖周辺は晴れて光があふれていた。

だが、風が強かった。

走り回るリリーの顔は、風を受けてオオカミのような面相になった。

久しぶりの遠出に、リリーは大満足で、ご機嫌。

嬉しい犬は、湖畔や湖の氷の上で遊び回っていた。

リリーは氷結した湖の上を歩くのは生まれて初めて。

これが初体験なのだと、知ってか知らずか、まだ薄い氷の上もスタスタ歩いている。

岸近くの、湖の底が透けて見える氷の上も怖がらない。

初体験だから怖さ知らずなのだ。

氷結した小川原湖で遊んだ体験を持つ犬も少ないだろう。

こういう体験が、犬自身の見識を広げるだろうか。

おそらく、そんな事は無い。

リリーは遊びの中に全てを忘れ、遊びの喜びだけを獲得しているように見える。


雪の中に鼻を突っ込みながら、湖畔を散策する。
氷の上で遊ぶ。
湖上のブイと遊ぶ。
雪の積もった広い田んぼを自由に走りまわる。
風を受けて、まるで雪原のオオカミのようだ。
氷結した小川原湖の上で、ワカサギ釣りを見物。