2015/12/28

雪の日の散歩を楽しむ犬

散歩に出発。
夜にまとまった雪が降った。
けれども朝は良いお天気。
こんな冬の日は、リリーの散歩日和。

白い新雪がまぶしい。
それは、目の位置が雪面に近いんだから仕方がない。
まぶしいけれど楽しい雪の日の散歩。
リリーはだんだんと速度を上げて、散歩コースを突き進む。
それは犬のジョギング。

ガシガシ歩くわよ。
気分が良い時は、ジョギングもあり。
空は青いし、雪は白いし。
と、足を止めて振り返るリリー。
誰か呼んだ?
それはリリーの空耳。
あなたがまだこの世にいなかったころ
私もまだこの世にいなかったけれど
私たちはいっしょに嗅いだ
曇り空を稲妻が走ったときの空気の匂いを
そして知ったのだ
いつか突然私たちの出会う日がくると
この世の何の変哲もない街角で
                     「未生」谷川俊太郎

あれ?誰か呼んだ?
そんな詩が似合う晴れた雪の日だった。
リリー的には、街角に「変哲」はあるのだけれど。
知らない犬のオシッコの臭いとか・・・・。

散歩終了。

もっと歩きたい!