2008/04/29

久しぶりの山散歩


仕事に忙しい飼い主の都合で、朝と夜の散歩以外はまったく放置状態になってしまっているリリーを連れて、山へ。

つながれているときのリリーは、不平不満の仮面が顔に貼り付いてしまったような感じだ。

ヒトはワンちゃんに、もっとなついてくれ、尾を振ってくれ、愛らしいしぐさで癒してくれと要求するばかりで、ワンちゃんの本当の要求には知らん顔。

ワンちゃんの本当の要求って何かな。


実のところ、私も知らない。
ただなんとなく、そういうものが在りそうな気がする。
これは、私も「ヒト」という動物であるから、それとしての直感。



普段の顔と、山の顔の表情の違いがくっきり。
まるで「別犬」
まあ、ヒトでもこんなものでしょう。
なんとも言えない開放感が山にはある。
山が嫌いなワンちゃんなら、まったく逆の顔つきになるんでしょうが。
リリーは大の山好き。
ほんとうのところ、つながれていない、自由な状態ならどこでも好いのかも知れないが・・・




我が物顔に山を駆け回って、ストレス発散。
この自由な開放感が、家でつながれている時には、求めてもかなえられないものとして逆に、ストレスの基のひとつになるのでしょう、たぶん。
永遠の自由が無い限り、ワンちゃんは不自由ストレスから開放されない。
飼い犬はその宿命から逃れられない。
結局、ヒトとワンちゃんとの絆なんて、そんなものなのかもね。

それにしても、写真のリリーの腰つきといい前足の様子といい、これってカモシカスタイルのつもり?