2013/04/04

残雪の上に座り込んで、じっと待っている犬

残雪と犬
残雪が好きな犬。
晴れた春の日は、公園の残雪の上が気持ち良いらしい。

公園に着いたら、リリーは残雪の上に座り込んで動かなくなった。

疲れて、そうしている訳では無さそうだ。

鼻をヒクヒクさせて匂いの情報を収集したり。

あたりをキョロキョロ見回したり。

何かをじっと待っている様子に見える。

この頃、残雪の上ではこういうスタイルだ。

消えていく冬が名残惜しいのだろうか。

犬が待っているのは、友達犬との出会いか。

それとも、新しい散歩のスタイルか。

何かを待っているリリーには、散歩人の私のことなど眼中に無い。

リリーは考える犬である。

鼻をヒクヒクさせ、あたりをキョロキョロしながら、新しいアイデアの閃きを待っているのだ。

今は「木の芽どき」。

植物は姿を変えて変化している。

犬だって、新しい自分に変わりたいのかも知れない。

春に合わせたオシャレがしたいのかも知れない。

リリーは、残雪の上に座り込んで、そういう時が来るのを待っているのだ。


残雪の上の犬
鼻をヒクヒクさせている。
残雪に座り込んだ犬
座り込んだまま動かない。
残雪の犬
あたりをキョロキョロしている。
残雪の上の犬
誰かを待っている様子だ。

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