2015/09/22

快晴の秋の陽射しに、ぽわ~んと散歩する犬

芝生の上の犬。
ぽわ~んとした感じの犬の表情。
この連休、青天が続いている青森市近辺。
きのうの山歩きの疲れが残っているのか、ぽわ~んとした表情のリリー。
朝の散歩に乗り気でない様子。
山のなかとは、あまりに違っている街中の景色。
その落差が虚脱感を生むのか。

リードにつながれて歩くのがかったるいのか。
つかの間の、自由への開放をなつかしんでいるのだろう。
時々横を見る。
時々横を見るリリーの視線の先には、昨日遊んだ山が見える。
「ああ・・・・・」というリリーのため息が聞こえそうな表情。
少し歩いては立ち止まる。
遠くを見る目。
そして、大あくび。

そのあくびの意味は何?

犬は疲れた時だけではなく、気持ちを落ち着かせるためにもあくびをすると言われている。
とすれば、山への憧憬を抑え、気持ちを落ち着かせるための大あくびなのか。

おっと、それは違うようだ。
たぶん、私のあくびが移っただけかも。
そういう私も、快晴の秋の陽射しに、ぽわ~んとして、ぼんやり散歩していたのだった。

ときどき、歩く。

立ち止まる。

そして大あくび。