秋晴れの日の散歩で立ち止まった犬

2015/09/17

朝の散歩はずんずん歩くぜ。
晴れた朝。
気持ちの良い秋晴れ。
散歩に出て、ずんずん調子よく歩いていたリリーだが、コース半ばで立ち止まってしまった。

秋にしては、ちょっと暑い朝。
リリーの頭は、夏へ 「フラッシュバック」している。
こういう暑い日は熱中症に気をつけなくては、と思ったりしている。
その対策は、木陰で涼む。

だが、リリーは日向に立ち止まったままだ。
秋にしては、ちょっと暑い。
目をトロンとさせて、夢想状態か?
夏の思い出に浸っているのか。

陽を浴びることによって、夏の記憶がよみがえる。
立ち止まったリリーの頭のなかで、夏の記憶が走り出す。
そのスピード感に酔いしれているリリーの目つき。

今年の夏は暑かったが、あれはあれで良かった。

過ぎてしまえば、良いことしか思い出さない犬の性格。
だからいつも尻尾を振っているのさ。

リリーにとって、記憶は断片でしかない。
連続する記憶は、現実への対応の妨げになる。

その断片が、陽の光のきらめきのようにリリーに訪れる。

「あれっ?」
と思ったまま、動きが止まる。
秋晴れの日の散歩で、立ち止まってしまった犬。

ちょっと記憶が連続しているのかな・・・・・・。

ハァハァハァ。
ちょっと休憩。

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