2014/11/15

小雪舞うなか、青草を食べる犬

小雪の混じった青草を食べる犬。
小雪舞う季節になった。
公園の中に、まだ青草が一面に残っている場所がある。
そこへ、リリーはスタスタと向かい。
頭を下げて、草を食べ始めた。

雪片のついた青草は格別なのか、ムシャムシャと食べ続けている。

勢いよくムシャムシャと食べている。
青草と白い雪のドレッシングを楽しんでいるのか。
久しぶりな雪の味を楽しんでいるのか。

しかし、雪の味は、空気中の微少な埃の味。
リリーが思っているほどロマンチックなものではない。

まあ、埃の味ではあっても、思い出の味に違いないのだけれど。
なかなかやめない。