2014/11/30

晩秋の山へハイキングする犬

スタート地点で待機する犬。
晩秋の山は、一面の枯葉。
こんな山歩きも久しぶりだ。
出発前からリリーの胸は高鳴っている。

出発だよ、早くおいで、とせかす犬。
この地方は、もうすぐ雪の季節になる。
雪が降れば、どこもかしこも雪の山になる。

リリーは、春の残雪の山歩きは良いのだが、厳冬期の深雪は苦手。
手足が雪のなかに潜って歩きにくい。
長毛に雪玉がくっついて、どんどん大きくなるのも歩きにくい。
リリーは雪の中では、長時間行動できない犬なのだ。
林の中は街と違って、なかなか新鮮。
だから、山歩きも、雪が降り積もるまでのお楽しみだ。
晴れた今日は、どんどん山を歩いて、晩秋の山景色を満喫しなければ。

積もった枯葉の踏み具合が良い感じ。
いくらでも歩けちゃう、と調子にのってると。

山は平地と違って高低差の多い地形を進むことになる。
それだけ、体力を使う。

楽しさに、我を忘れて遊んでいると、体力の消耗感が忍び寄る。

ま、疲れるのも楽しさのうちだね。
疲れても、リリーの笑顔は絶えない。
枯葉を踏みしめて山道散歩。
久しぶりに長く歩いて、ちょっと疲れた。
横顔スマイルも疲れ気味。