2014/11/02

久しぶりに海の公園を散歩する犬

白い灯台への散歩道も久しぶり。
久しぶりに、リリーを海の公園へ連れて行った。
海辺は雲が多いものの、陽が射し込んで良いお天気。
リリーも楽しそうだ。
なにせ、ドライブ散歩はご無沙汰だったからなぁ。
リリーも遠くへ出かけたくて不満な日々をおくっていたのだ。

たまには潮風も良いもんだ。
こういう場所を歩くのが犬の散歩というものだ。
と言わんばかりに、グイグイと先へ進む。
そこいらの匂いを嗅ぎ回る。
しばらく来ていなかったから、情報収集に忙しい犬。

情報を集めて分析し、その場所が安全かどうか確かめる。
これが犬の散歩の方法。

犬が、やっと安全確認を終了して、さあこれから遊ぶぞという時に、ヒトは帰ろうとする。
私の苦労は何だったの、と犬は帰るのを拒む。
座り込んで、足を踏ん張って、イヤイヤをするのだ。

散歩はこれからなんだ。
ヒトは何にもわかっちゃいない。
せっかく海の公園に来たというのに。

犬の寂しそうな眼差し。
ヒトは、「あ、オヤツが欲しいんだな。」と思い、ポケットから好物のサラミスティックを取り出す。

「そんなんじゃないんだよ。」と犬は目で訴えるが、悲しいかな口はサラミスティックを頬張る。
気が付けば、尾も振っている。

ヒトは、「よしよし」と犬の頭をなぜて、満足そうだ。
夏と違って、秋のお日様が気持ちいい。
うれしい横顔
アスパム。
もう帰ろうと綱を引っ張ると、まだ帰りたくない、まだ遊びたいと、座り込んで踏ん張る犬。