赤いキリシマツツジとおしとやかな白い犬

2016/06/15

散歩

濃いピンク色のツツジの側で。
夕方の散歩でキリシマツツジが満開の公園へ行った。
おしとやかなリリーに、ピンクの花がよく似合う。
だがリリーは、花を観賞することもなくうつむいてばかり。
何か落ちていないか探しているのだ。
おしとやかだが、食いしん坊でもある。

いったいリリーは、キリシマツツジの花が咲いているのに気がついているのだろうか。
花に鼻を向けて、ツツジの甘い香りを嗅ぎもしない。
私は子どもの頃、ツツジの花の甘い蜜を吸って遊んだものだが。

犬の鼻は、犬にとって急所。
花に鼻を向けて、蜂に襲われたことでもあったのか。
リリーは花の方に目を向けない。

そういえば、チューリップが咲いてていたときも、リリーはチューリップの花に近づかなかった。
チューリップは、犬にとっては危険な植物である。
そのことをリリーは知ってか知らずか・・・・。

これは、ユリ科の植物全般に言えること。
チューリップの全ての部位が危険であるが、特に球根は毒性が強い。
犬が少量を口にしただけで、腎臓障害・視覚障害・全身まひの症状が出るという。
犬にとって危険な食べ物で、犬に絶対与えてはいけない玉ねぎも、チューリップ同様ユリ科の植物である。

きれいな花には毒がある。
リリーは、すべての花に対して、そう思っているのかもしれない。

ところで、キリシマツツジに毒は無い。
ツツジのなかで毒があるのはレンゲツツジだけ。
レンゲツツジの毒は、神経に作用する「けいれん毒」。

ところがリリーには、キリシマツツジとレンゲツツジの見分けがつかない。
「危うきには近寄らず。」
リリーの慎重さゆえの行動かもしれない。

キリシマツツジは、今が満開。

ピンクのツツジに囲まれて。

花をバックに横顔。

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