腕に顎乗せスタイルで腹這いになっている犬。 |
なんとも寂しそうなスタイル。
自分の腕に顎乗せして、腹這い状態。
そのまま、ずっと静止。
脚は、無造作に横に投げ出している。
機嫌が悪いという様子でも無い。
なにやら悲しげ。
リリーはオヤツをおねだりするとき、椅子に座っているヒトの腿に顎を乗せる。
クリクリとした瞳でヒトを見つめる。
その愛くるしい姿に、思わずヒトは余分にオヤツをあげてしまう。
今回、掃除や雪かきに忙しくて、リリーをかまってはいられない。
リリーもそんな空気を察知して、独り顎乗せをしているのだろう。
自分の腕に顎乗せをして、じっと耐えている姿がいじらしい。
おっと、これも作戦なのか。
ヒトが忙しく動いているときは、こんな格好で視線を集めてオヤツをねだる。
犬には、顎の使い方がいろいろあるのさ、とリリーが腕の上でほくそ笑む。
もの思いにひたっているのか。 |
機嫌が悪いのか。 |