2012/07/06

夏の公園の噴水

今年の夏も、公園の噴水が始動。
本格的な夏に入って、リリーの散歩コースになっている公園の噴水も動き出した。
リリーは、この噴水のプールの縁を歩くのが好き。
幅50センチぐらいの、プールの縁を、噴水を見物しながら歩く。

水泳の好きな犬だが、このプールでは泳ごうとしない。
公園の公共施設故、泳いでもらっても困るのだが。

暑い夏は、この噴水も散歩コース上の重要なポイントになっている。
リリーにとっては、涼を呼ぶポイントなのだ。
それは、ヒトも同様。

「公園の 噴水きらめく 夏の風」  リリー
「公園の 噴水踊る 夏の風」ではありきたりでしょう、とリリー。

ごもっともです。

リリーの住まいに近い公園で、噴水があるのはここだけ。
夜になると、プールの底に仕掛けられた電灯がオンになり、この噴水は水中からライトアップされる。
昼は犬の散歩スポット、夜は若いカップルのデートスポットになっている。

噴水は主に、西洋式庭園の装飾設備である。
この公園は、何式なのか判然としない造りだが、多くのヒトやワンちゃんが散歩に訪れているから、散歩式庭園という感じだ。

この広い庭を存分に楽しんで下さい、という公園作者の思いが感じられる。
歩くところ(ウォーキングコース)あり、休むところ(木陰のベンチ)あり、眺めるところ(樹木地帯や花壇)あり、広い芝生あり、野外音楽堂のような施設ありの公園なのである。

その中心に、この噴水がある。
噴水は、暑い夏場の公園には有効な設備だ。
清涼感があって、気分が爽やかになる。
それは、ワンちゃんにとっても同じだと思う。

以前騒がれた、マイナスイオンはどうだかね。
マイナスイオンの存在は、科学的に立証されていないみたいだし・・・。

なんにせよ、これから当分、リリーの噴水参りが続く。

噴水に見とれる犬。
ああ、涼しいねぇ♪。

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