2014/12/30

年末の慌ただしさに、もう疲れたという犬

さっきまで動いていたのだが。
大掃除やら片づけ仕事やらで慌ただしい年末。
さっきまで家の中をうろつき回っていたリリーだが。
あっちで邪魔にされ、こっちで邪魔にされしているうちに、部屋の真ん中で伏せてしまった。
ちょっといじけモード。

なにやら、眠そう。
じっと伏せて、ヒトの動きを目で追っていたリリーだが、そうしているうちに眠くなったのか。
目がトロトロ状態に。
犬だけが、昼下がりののどかな雰囲気にひたっている。

そう、正月なんて犬には関係ない。
それに犬は慌ただしさが大嫌い。
時計に左右されがちなヒトは、いつもセカセカしているというのがリリーの感想。
ヒトの仕事が忙しいと、時間が無いと言って、散歩の時間をケチられるし。
こんどは、もうすぐ新年だから、あれもかたづけなくては、これもかたづけなくては、とくる。
時間が無い無いと言って、リリーの希望を無視される。

だから年末なんて嫌いだね。
早く、いつもの毎日にもどらないものかなと眠りかけながら愚痴を言っている。
そう、犬も言葉をしゃべるんだよ。
夢の中でだけだけどね。
年末の慌ただしさのなかで、ヒトはそのことに気付かない。
と、見る間に目を閉じて。