2014/12/14

雪かきを手伝う(?)犬

駐車場の雪をスノーダンプにのせて。
いよいよ青森市は、本格的な冬に入った。
夜中に雪が降ると、朝の雪片づけが大変。

犬の散歩もしなければいけないし、雪かきもしなければいけないし。
仕事前の限られた時間に、この二つをこなすのは大変なこと。

そこで、妙案。
この二つを同時に行うことにした。

私の腰ベルトに犬のリードをつないで、雪かきをする。
家の前の雪をスノーダンプに積んで、そばの公園へ雪を捨てにいく作業。
その作業にリリーを同行させようという作戦。
10メートルほど離れた公園へ雪を捨てに。
実はこの作戦、去年の冬に試みたものなのだが。
去年は3~5往復ぐらいで、リリーがイヤイヤをし出した。

今年は10往復ぐらいでも、おとなしく後をついてくる。
雪片づけの助力には、まるでなっていないが。
雪かきと犬の散歩が同時に行えることは、大いに助かる。
リリーは脇目ばかり。先頭で引っ張ってくれなくちゃ手伝いにならないよ。
もちろんリリーは、この雪片づけ散歩だけでは納得しない。
雪片づけの前か後に、軽く町内を巡る散歩は欠かせない。
それさえ行えば、この雪片づけ散歩も、リリーにとって楽しくなりつつあるような気がしている。
リリーの顔に、嫌そうな表情が見られなくなったからだ。

雪国の犬でなければ体験できない楽しみ。
人と一緒に行動することが、犬の喜び。
人を助けることが、犬の喜びであるかどうかはわからないが、リリーは雪かきを手伝う犬であると、言えるのでは。
雪のスロープを登るときは、常に後ろ。
空のスノーダンプを引っ張って、スロープを降りるときは常に先頭。
帰り道だけのお手伝い。
スノーダンプが空なときだけ引っ張るリリー。