2013/04/12

タマネギを食べた犬

草を探している犬
食べられる草を探している犬。
昨日、朝の散歩途中で、リリーがゲーゲー吐き出した。

吐き出されたものをよく見ると、タマネギらしき皮状のものが混じっている。

おとといの晩のおかずはクリームシチュー。

その残りを、台所の洗い場の角に置いてある三角カゴに捨てたのだった。

おそらくリリーは、夜遅く、それを盗み食いしたのだろう。

吐瀉物の中に、タマネギのかけらが3切れ。

犬は、タマネギ中毒になりやすい。

犬のタマネギ中毒は、タマネギや長ネギ、ニンニク、ニラなどに含まれる「アリルプロピルジスルファイド」という成分が、犬の血液中の赤血球を壊してしまうことによっておこるらしい。

ネットで調べたら、そうあった。

タマネギの量は、体重1kgあたり20gくらいを超えると危険であるとのこと。

タマネギ中毒の症状は、血尿、嘔吐、下痢、心臓の鼓動が早くなる、目の結膜が白くなる、貧血、黄疸などの症状が出るという。

リリーは幸い大型犬で、体重が45キログラムぐらいあるので重篤には至らなかった。

タマネギを大量に食べたら死ぬこともあるらしい。

リリーの症状は、嘔吐と、ちょっと元気が無いぐらいで済んだ。

ちょっと元気が出なかったのは、貧血気味だったのか。


今朝は、その後遺症対策のためか、やたら草を食べようとしている。

公園で、あちこちの草を吟味してまわり、やっと食べられそうな草を見つけると一心に食べ始めた。

早く体の調子を整えようと草にすがっているように見える。

これに懲りて、もうタマネギを食べなければ良いのだが・・・。



食べれる草を探している犬
どこかに草はないかなぁ。

草を食べる犬
草の新芽を食べてみる。

草を食べている犬
なんとか食べれそうだ。

草を探している犬
こっちの草も良さそうだ。