2012/04/25

犬の週一山行

動物の匂いを嗅ぎ回る。
このところ、リリーは週に一回山で遊んでいる。
山で動き回る自由を、週に一回だけ満喫しているのだ。


街の家で、鎖に繋がれているストレス。
街の散歩の時、リード(綱)に繋がれているストレス。
街の騒音から生じるストレス。

そんな街のストレスを山で発散しているように、犬は飛び回る。
これが犬の本来の姿だと言わんばかりだ。

でも、街の暮らしのストレスにも慣れなければ、犬は人間界では行きてゆけない。
犬が飼い犬として生きるには、いろいろな制約がある。

人の安全を脅かしてはいけない。
交通事故などの危険から、犬自身の安全を確保しなくてはいけない。
街の犬の暮らしは、あれやこれやのいけないづくし。

いくら山が楽しいからって、毎日山でばかり遊んでいると、犬は街の暮らしにもどれなくなるのではなかろうか。

週一山行が、リリーにはちょうど良いのかもしれない。

興奮しやすく、無我夢中になりやすい犬だから、人間界の制約の少ない山の暮らしは程々にした方がいい。

沢に行く手を阻まれてウロウロ。

ブナの森を駆ける。