2012/04/28

春からは外の小屋暮らし

小屋の中もなかなか良いね。
冬の間、家の中ばかりに居たリリーも、春からは小屋暮らしです。

でも、日中だけ。

夜は、寂しがり屋だから、家の中で暮らしています。

外は空気が爽やかで、刺激もいっぱいです。

人も通れば、クルマも通る。

他所の犬が通ると、ついつい吠えてしまいます。
どういう訳だか、自分ではわからないけど、そうなっちゃうんです。
私も犬ですから、騒ぐ血には逆らえません。

小屋の暮らしも、なかなか快適ですよ。
ときどき前を通る人が、「あら、可愛いわね。」と声をかけてくれますからね。
犬は、優しい言葉が嬉しいんです。

外での居眠りも良いですよ。
風の音とか、遠くの物音が子守唄みたいなものです。

外にいると、今まで思い出さなかった記憶が脳裏を横切ったりして不思議です。
不思議の世界を探検して、けっこう自分探ししているんです。
ですから、この小屋は探究の小屋ですね。

小屋暮らしも知的で刺激的なんですが、ジャラジャラ重い鎖が邪魔なんです。
昔、イソップという人がいて、その人は奴隷だったらしいけど、たくさんのお話を作ったそうです。
犬を小馬鹿にした話もあるけどね。
イソップも鎖に繋がれていたのだろうか。
そもそも、イソップさんは実在したのだろうか。
私はここに実在しているけどね。

「我思う故に、我有り」
なんてね。

そんな瞑想に浸りながら、居眠りしたりして、この小屋で暮らしているんです。

あれは、誰?
陽気が良いからくつろげます。