2015/01/17

散歩に行かないの?という不安げな犬の目

じっと見ている。
インフルエンザ感染者は今日も調子が悪い。
まだ熱が高くて、しっかりと歩けない状態だ。

今日も犬の散歩は休もうかと、リリーのほうをちらっと見ると、リリーも私のほうをじっと見ている。
そろそろ散歩の時間じゃないの?とでも言いたげな目つき。
今日も散歩に行けないの?という不安げな目。

今日も散歩無し?という目。
不安とか疑問があるときは、リリーは頭を後ろに引くような格好でヒトを見る。
「ほら、予想通りでしょう。」みたいな諦めの表情。
顔の表情が、だんだん力のないものになり、気持ちが沈みこむ。
そして、大きな体をぱったり横たえる。
横になっても、横目で私を見ている。
私の動作を注視しているのだ。
横になっても横目で見ている。
散歩行かないのかなぁ、という目。
昨日は散歩に出なかったし。
リリーも相当ストレスが溜まっているはず。
今日は無理しない程度に散歩に連れて行くか。
と、ジャケットを羽織って、ゆっくり準備をしていると、リリーが頭を上げる。
目がちょっと輝く。

そして、起きあがって、バタバタと玄関へ先回り。

えっ、散歩行くの?マジ?という目。