2012/06/14

犬小屋周辺と道路をラティスで仕切る

犬小屋側からラティス越しに道路を見る。

犬小屋周辺と道路をラティスで仕切った。

犬小屋周辺とは犬小屋の「前庭」のこと。

晴れた日に、リリーがゆったりとくつろぐ場所である。

リリーは、犬小屋の前を通る人に対してむやみに吠えるということはあまり無い。

むしろ経年とともに、人に対しては吠えないようになってきた。

だが、特定の人に向かって激しく吠えることがある。

時々、家の前を通る老婦人に対しては、飛びかからんばかりに吠え立てる。
その理由に検討がつかないでいるのだが、吠えられる老婦人は毎度毎度不快な思いをしているに違いない。

そこで、リリーと道路との間に、ワンクッションとしてラティスを置く事にした。
ラティスで仕切ることによって、リリーが吠えることによる衝撃がやわらぐのではないかというアイデアである。
老婦人がそれほどのショックを受けずに家の前を通過できるのではと、犬の飼い主として期待しているのだ。

ラティスに沿って鉢植えの花を置き、仕切り効果をより高めるようにした。
草花が作り出す和んだ雰囲気も考慮しての、鉢植えの設置だ。

リリーの犬小屋の前の道路は、近くにある小学校の通学路になっていて、小学生がよく通る。
その小学生のあるグループが、下校時に集団でリリーをからかっているらしい。
その度に、リリーは苛立って、激しく吠えているようだ。
このラティスの仕切りは、その小学生グループからリリーを遮るためでもある。

その小学生グループが、リリーをからかっている場面を見つけたら注意してやろうと思っているのだが、仕事で出歩いているので、そのチャンスはほとんど無い。

今のところ、老婦人と小学生グループの対策は、このラティス効果に頼ってみようという試みである。

このラティスは、市内のホームセンターで購入した。
幅90センチ、高さ120センチで1,480円のものを2個買って、自立できるように手持ちの角材で加工し、足元に軽量ブロックを重し代わりに置いて安定させてある。
少々の風では倒れないようにしてある。

茶色に塗られたラティスの雰囲気も悪くはない。
木製の、斜め格子状の柵であるラティスは、家庭のガーデニングでよく使われているのを見かける。
1990年代後半のガーデニングブームで広く日本に普及したようだ。

犬小屋周辺のアイテムとして、このラティスも似合っていると思う。
ラティスで道路を仕切ることによって、周辺の雰囲気を柔らかくしてくれているように感じる。

このラティス効果で、リリーの気分がより落ち着いたものになってくれれば良いのだが。

道路の歩道から、ラティス越しにリリーを覗く。