2012/06/17

花のある環境と犬

アジサイと犬。
夏になって犬小屋の周囲に花が増えた。

犬にとっては、花は暑い夏に涼を呼ぶアイテムだ。

鉢植えには、朝夕水をやっているから、それが犬小屋周辺の気温の上昇を抑えてくれることだろう。

わずかな気温の低下でも、犬にはその分楽なのだ。

犬嫌いの来訪者にとっては、鉢植えの花は気持ちを和らげるバリケードである。
しかし、今年の夏は、なかなか気温が上がらない。
おかげで、ラティスに絡ませた蔓ものの茎が伸びない。
グリーンカーテンの仕上がりが遅れがちだ。
リリーには過ごしやすい夏かも知れないが、草花には生きにくい夏となっているようだ。

花のある環境は、人の気持ちを和ませるが、犬にはどうだろうか。
心を和ませてヒトが犬と接するから、ヒトの心が犬にうつって、犬の心も和むかも知れない。

朝夕鉢植えの花に手をかけていると、自ずと犬小屋の方にも目がいって、犬小屋も整然としてくる。
リリーの周囲が、こざっぱりとした居住環境になっている。

花のあるラティス効果なのかどうか、この頃リリーは道を通る人に対して、あまり吠えなくなった。

家の前の歩道を通る人も、花のバリケートのおかげで、少しは気持ちが和んでいることと思う。
リリー自身も、ラティスと花のバリケードに守られて、心穏やかになっているような気がする。

ラティスに絡んだグリーンカーテンの成長が楽しみだ。
花のある環境に、犬は、今のところ満足げである。


花が気になる犬。
花より団子の犬。