2012/06/27

犬の熱中症

涼しい木陰で草を吟味。
この地方は、晴れの日が続き、気温も上昇中。

いよいよ、本格的な夏の到来のようです。

本格的な夏は暑い。

犬にとって苦手な夏は、犬の熱中症にも注意しなければなりません。

犬は人よりも熱中症になりやすいのです。

散歩のとき、人と比べて、地面スレスレを歩くことになる犬は、道路のコンクリートやアスファルトの照り返し(熱の反射)をモロに受けてしまいます。
そのため、下から温められっぱなしで体温調節が追いつかず、熱中症になってしまうことが多いのです。
ヒトにとっては少々の暑さでも、犬には死ぬほど苦しい暑さかも知れません。

さらに、熱中症とは別の問題ですが、炎天下で高温になったマンホールの鉄蓋の上を歩くと足の肉球がやけどしてしまいます。
夏は、犬にとって危険な季節なのです。

リリーは生まれて5回目の夏を迎えていますが、幸いなことにまだ熱中症の経験がありません。
あるいは、ヒトが気づかないだけで、熱中症になりかかったことがあるかも知れません。

犬の熱中症の主な症状は下記の通りです。
●急激に体温が上昇し、口を大きく開けてハァハァと苦しそうに呼吸する。
●よだれを大量に出す。
●嘔吐や下痢。
●ふらついて倒れる。
●目が充血。
こんな症状が出たら、すぐに対処しなければなりません。

専門的な対処の方法はいろいろあることでしょうから、日頃から調べて心得ておく必要があります。
それが飼い主の務めです。

私は、犬の体を冷やすことと、水分補給を第一に考えています。
涼しい場所で休養をとらせることも大事です。

犬の熱中症は、まだ、経験が無いので私の対処法もあいまいです。
とにかく、熱中症にかからせないように細心の注意を払うことが最も重要でしょう。
そうすれば、ヒトも慌てずに済みます。
犬も苦しまずに済みます。

高温多湿な夏は、涼しい環境づくりを工夫しなければなりません。
そうやって、みんな一人前の飼い主になるんだと思います。

直射日光を避けて、木陰の土の上を歩く。