白ツツジの横を歩く。 |
最初、赤いツツジが開いてから後、この白ツツジがだいぶ遅れて咲いた。
花に詳しいご婦人に聞いたら、この白いツツジは琉球ツツジというのだそうだ。
南の暖かいところからやってきたツツジだから、暖かくなるのを待って咲いたのでしょう。
この公園は、白ツツジが多い。
やがて草むらから、犬の敵マダニが出てくる頃。
公園の角の、湿ったところに群生しているイタドリ(スカンポ)の大きな葉の裏あたりに、マダニがウジャウジャいそうだから、犬は近づけられない。
ところが、リリーは、そういうところに潜りたがる。
ひんやりと涼しいのだろう。
リードを引っ張って、白ツツジのそばへ連れてきた。
この花の木には鼻を突っ込まない。
白いツツジの横を白っぽいリリーが通り過ぎる。
リリーは北からやってきた犬だから、琉球ツツジが咲く頃は、夏の暑さにジワジワと攻められて大変そうだ。
でも、ここ北国は、暑いのは日中だけで夜は寒いくらいだから、今のところリリーは余裕。
散歩から帰って、小屋につないだら余裕の微笑み。
いったい、どうしたのだろう。
いったい、どうしたのだろう。
風があって、なんとなく涼しい朝だからね。