草が元気に生い茂っている公園。 |
そのあまりに整然と草刈りされた様は、野山好きなリリーにとって物足りないくらいだ。
だが、公園は野山好きな犬のためにあるのでは無い。
近隣住民の憩いの場つくりが公園の設置目的のひとつであるが故、害虫駆除のための草刈りはなされなければならない。
蚊の発生の出遅れが、この公園の草刈りを遅らせているのかどうか、犬の一散歩人には不明だ。
しかし、写真のように、見事な草の生えっぷりとなっている。
この公園の正式名称は「1号遊歩道緑地」と言うらしい。
公園の区分は、「緑道」となっている。
ここは、文字通りの緑の道と言っていい。
この街の「緑道」の目的は、「災害時における避難路の確保。市街地における都市生活の安全性及び快適性の確保。」と市のウェブサイトにある。
公園の立ち木には、その樹木の名称を記したプレートが付いているものもあるので、自然観察のまねごとも出来る。
ヒトが歩いても楽しいし、犬の散歩にも適している。
この時期では、数少ないリリーの「草食い場」ともなっている。
細長い公園の真ん中には、上の写真のような「主歩道」があり、端の草むらには「踏み跡」が「副歩道」的についている。
散歩の往路と復路を別々に歩けるので、ヒトにとっては気分転換ができる散歩コースになっている。