2012/05/03

リードを噛んで引っ張る犬

リード(綱)を噛み始めました。
一年ぐらい前からリリーは散歩の途中で、リードを噛んで引っ張るという行動を度々しています。

道路を歩いているときは、リードを噛んで引っ張ることはほとんどありません。

公園とか広い場所で、リードを噛んで引っ張ったり飛び跳ねたりします。

公園でのそういう状態の時、そのまま道路へリリーを引っ張り出すと、リードを噛むのを止めてスタスタと歩き出すのです。

今月でもう5歳になるのに、まだ子犬のような行動癖。
なぜ公園で、こんな行動をとるのでしょう。

リリーを山に連れて行くときは、リードを付けていませんから、犬は広い原っぱや山の斜面をノーリードで駆け回ります。
もちろん、リリーを連れて歩く山域は、ヒト(登山者・山菜採り)がほとんど入らない場所です。
山での犬の顔(表情)は、街なかの散歩や家の中では見られないほどの喜びに溢れています。
私には、そういう風に見えます。

最初は、綱を噛んで遊んでいるのかな、と思いました。
でも、遊んでいるにしては、なんだか雰囲気が違う感じです。

何かを主張しているように、私には感じられます。
山でしているようにリードを外せと主張して、リードを噛んで引っ張っているのではないか。
犬が自分でリードを噛んで引っ張ることで、私の手から邪魔なリードを奪おうとしているのかも知れません。

街の公園は、木がいっぱいあって草原もあり、いつもの山と似ています。
山の楽しい記憶が蘇り、ここでは、いつもの様にリードを外してくれと、リリーは訴えているのかも知れません。

リードを引っ張っています。

リードのいろんな部分を噛んでいます。

Related Posts:

  • 犬の寝姿のいろいろ 手足を投げ出してリラックス寝。 上の写真は、夕べのリリーの寝姿。 リリーにとって家の中で一番冷涼な場所は、玄関のタイルの上だ。 鼻先に、足の匂いのきついスニーカーがあっても、気にならないらしい。 手足を目一杯投げ出して、リラックスした姿勢で眠っている。 暑さによる一日の疲れが、冷たいタイルに吸われていくような感覚なのかもしれない。 香ばしい匂いとか、臭い匂いとか、ヒトのように匂いを好み分けることは、犬には無いのだろう。 … Read More
  • 暑い日に、家の中でフローリングに貼りつく犬 階段の下のフローリング。 青森市は7月の後半あたりから本格的な夏の気候になった。 それまでは、「ヤマセ型低温気候」が続いていた。 朝晩は冷涼で日中もそんなに気温が上がらない。 暑がりのリリーにとっては快適な夏だったのだ。 それが8月に入って、「青森ねぶた祭」が始まってからは、最高気温が30℃以上の日々が続いている。 祭りが始まってからは、ピーカンの晴天続き。 クーラーの無い家で暮らしているリリーは、大弱り。 涼しい場所を探して家の中をウロ… Read More
  • 昼寝でのけ反って眠る犬 リリーがおかしな格好で寝ている。 通りすがりに何気なくリリーに目をやると、おかしな格好で横たわっている。 昼寝しているらしいのだが、なにやら変な格好だ。 近づいてみると、顎を洋服ダンスに押し付けて、のけ反って寝ている。 これって、ストレッチにもなっているのだろうか。 首と胸の筋肉のストレッチ。 犬はそうやって、いつも体をベストコンディションに保っているのかもしれない。 が、ヒトが真似したら、間違いなく寝違えて首を痛くする。 犬には、その犬… Read More
  • 犬小屋の外でカラスに襲われた犬 小屋のそばで辺りを見ている犬。 時刻は午前10時頃。 いつものように犬小屋の外で昼寝をしていたリリーが、カラスに襲われたらしい。 家の者の話では、こうだ。 「キャッインッ!」 突然外で、今まで聞いたこともないリリーの悲鳴のような大きな声が上がった。 家の者が外に出てみると、リリーは犬小屋の中に引っ込んでオロオロしている。 犬小屋の入口の側の、道路寄りのコンクリートの上に、一羽のカラスが立っていてじっと動かない。 家の者が… Read More
  • 犬は夜になると、どうして玄関のタイルの上で寝転ぶのだろうか? いつの間にか玄関で寝ている。 この頃リリーは、夜になると玄関にいることが多い。 玄関のタイルの上で寝転んでいるのだ。 そこで眠るわけでもない。 横たわって、目を開けている。 玄関で寝転んでいるリリーに私たちが気がついて、彼女に近づくと、リリーもこっちの様子をうかがっている。 「自分に何かをしてくれるのだろうか?」とでも思っているみたいに。 犬は、いつも私たちに「世話」を求める。 それがヒトに対する犬の「会話」なのかもしれない。 「世話」と… Read More