2012/05/11

青森県の飼い犬の登録頭数の変遷

ま、そんなもんだろう。
厚生労働省のウェブサイトで「都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成16年度~平成21年度)」というページを見つけました。

これによると青森県の登録頭数は以下のようです。
尚、登録頭数とは、狂犬病予防法第4条第2項の規定により、年度末現在において、原簿に登録されている犬の頭数のことだそうです。
平成17年度(年度末現在):82,656頭
平成18年度(年度末現在):82,736頭
平成19年度(年度末現在):81,901頭
平成20年度(年度末現在):79,937頭
平成21年度(年度末現在):78,376頭
平成22年度(年度末現在):74,555頭
表をざっと見て明らかなように、年々減少傾向です。
平成22年度では平成17年度から比べると、8,101頭減っています。

青森県のヒトの数の推移を調べてみると、平成17年度には1,436,657人だったのが、平成22年度には1,373,164人になっています。
63,493人減少しています。

青森県の世帯数の増減はというと、平成17年度には510,779世帯、平成22年度には513,311世帯と、わずかに2,532世帯増えています。

家庭はわずかに増えていますが、ヒトの数は減り続けているようです。
全体に高齢化が進んで、犬の世話が出来ない高齢者が増えているのかも知れません。

あと、不景気の中、経済的な事情で飼犬を手放したり、犬を飼う余裕が無かったりという事もあるでしょう。

依然としてペットブームが続いているようです。
その証拠に、東京都や愛知県などでは、犬の登録頭数が増えています。
都会では、ペットに癒しを求めるヒトの数が増えているのでしょう。

都会ではそうなのでしょうが、辺境では人口も収入も仕事も犬の数も減り続けているようです。

ふん、そんなもんでしょう。