草の上が気持ちいい。 |
散歩で、飼主の行動に従う犬になりつつあるようです。
ちょっと前と比べたら格段の違いです。
この先、どう変わっていくのか楽しみでもあります。
私と目を合わせる回数も増えたように思います。
散歩の行動の7割ぐらいが、リードを緩く垂らしたままの歩きになっています。
犬は、だいたい私と並行して歩いてくれるようになりました。
リリーが、私の先に出るという行動は減りつつあります。
犬が、私の先に出て綱を引っ張るような行動に出ると、私は犬に背を向けて、犬が行こうとする方角とは逆の方を向くようにしています。
ここ2ヶ月ぐらい、こういう方法で犬に接してきました。
その効果が徐々に出始めているのかなという状態です。
この方法は、犬のトレーニング方法としてよく行われているようです。
犬の、好きな所へ行きたいという気持ちを遮るわけですから、犬にとってはストレスになることでしょう。
ですからヒトは、犬がヒトに付いていった方が楽しい散歩になるという「散歩」をプロデュースしなければならないと思います。
犬の散歩は、知的で創造的な作業です。
それが犬の散歩における、ヒトの楽しみのひとつでしょう。
私は犬に背を向けて、5分でも10分でもじっとして、犬が私のそばに来て私と同じ方角を見るのを待ちます。
犬が向きを変えて私に従ったら、犬を優しく撫でて褒め、中断していた散歩を続行するのです。
これがスムーズにいかないときもありますが、なるべく犬のストレスにならない範囲で続けています。
この方法を根気よく続けることで、リリーがヒトと一緒に行動できるような犬になってくれれば良いなぁと楽しみにしているのです。
リリーと、ブロック塀の下のヒメオドリコソウ。 |