桜の花びらを敷きつめて。 |
5年間、たいした病気もなく、元気に生きてきたのです。
今日の散歩道の桜の絨毯は、リリーの5歳の誕生日に対する「はなむけ」のようです。
公園の緑は、一段と鮮やかになりました。
もうすぐ、リリーの苦手な夏が来ます。
その季節の移り変わりを、犬は解っているのかいないのか・・・・・。
公園の澄んだ感じが、リリーの若々しさを引き立てているようです。
公園は、犬の生活に潤いを与えています。
もちろん、ヒトの暮らしを癒してくれています。
公園の自然は、ゆっくりと確実に進む澄んだ時間の流れを、ヒトの暮らしや犬の生活に注いでいるのです。
様々な木の若葉が生い茂り始め、犬の散歩道の彩りは豊かになっています。
アケボノスギ(メタセコイヤ)の若葉が奇麗です。
古代から変わらない色合いを保って、現代の空気を呼吸しているのでしょう。
気の遠くなるような単調な繰り返しが清々しいです。
リリーも、桜の花びらの絨毯に清められて、汚れの無い健康体で元気に夏に向かっていくことでしょう。
近くの公園の、犬の散歩道に桜の花びらの絨毯がある贅沢さ。