犬の好奇心と山での行動

2012/05/23

雑感

残雪の上で、あたりを見回しているリリー。
リリーは好奇心が旺盛な犬です.

ヒトに対する好奇心も旺盛で、初対面のヒトにでも馴れ馴れしく接して、嫌がられることもあります。

犬は、いろんなヒトと仲良くなりたいのでしょう。

いろんなヒトに構ってもらいたいのです。

でも、ヒトにはヒトの事情があって、犬と仲良く出来ないヒトも少なくありません。

ヒトの好みは、犬よりも細かいのです。
犬とヒトとのトラブルの原因のひとつには、この犬の「人懐っこさ」があると思います。

山歩きが大嫌いというヒトもいますが、リリーの飼主は無類の山好きです。
リリーも山好きなようです。
山に居る時の表情が、それを物語っています。
リリーを山へ連れて歩く場合は、なるべく登山者やスキーヤーの来ない場所を選びます。
無用なトラブルを避けるためです。

山では、リリーは、飼主の指示よりも自身の好奇心に従順です。
しかし、どこまでも好奇心のおもむくまま突っ走るという訳ではありません。
雄の犬には、そういう傾向があると聞いたことがあります。

リリーは女の子ですから、雄犬よりは冒険心が薄いのでしょう。
山の中を走り回っても、リリーは必ず確認できる範囲内にいます。

山を連れ歩くようになってから、だんだん、そうなってきました。

リリーが脇の方へ離れ過ぎたら、呼び戻す。
勝手に先へ進んだら、私達は立ち止まって、リリーに背を向けて、犬が私達のそばへ戻ってくるのを根気よく待つ。

山を連れ歩きながら、そういうトレーニングを続けています。

ヒトだけでは無く、山の動物達とトラブルがあっても問題です。
高山の貴重な植物を荒らすようなことがあっても問題です。

山は、犬にとっては束縛の無いような世界です。
その中で、犬自身の遊び心を満たしつつ、ヒトの理性的な指示に従うのが、理想の犬の姿だと思っています。

犬を連れた遊びに、犬のトレーニング的な要素を楽しく盛り込むことが、犬とヒトとの平和な共同生活を実現する行程であるでしょう。

スポンサーリンク