2012/05/07

大型犬ほどよく眠る?

ウトウト眠り始めています。
リリーの体重は、45〜47kgです。

肩高が66センチ以上で、この体重ですから超大型犬になるらしいです。

犬は一日に10〜14時間の睡眠をとるそうです。

これが大型犬になると、16〜18時間の睡眠時間になるそうです。

大型犬ほどよく眠るのかも知れません。

眠ると言っても、日中は、ちょっとした物音で頭を上げてキョロキョロしたりしますから、眠りの深さはどうなのでしょう。
ヒトで言う「うたた寝」が、犬の睡眠のような気がします。
犬は熟睡しないから、「うたた寝」時間が長いような・・・。

写真では、リリーは半目を開けて眠っています。
半目を開けていても、時々、「ウッウウウ〜」と寝言のような「唸り」をあげますから眠っているのでしょう。

半眠半醒。
目を開けて眠る犬は、多いようです。
もちろん、全ての眠りが目を開けっ放しという状態ではありません。
目を閉じて眠ることもあるのですが、目を開けて眠っているときも多いということなのです。

ヒトにとって眠る時に目を閉じる意味は、周囲の視覚的刺激を遮断することだと思います。
ヒトは眠る時に自ら目を閉じますが、睡魔におそわれたときは知らずに瞼が下がります。

目を開けたまま眠っている犬は、目を開けたまま眠る必要があるのでしょう。
敵に、自身が眠っていることを気付かせないためとか。

同時に、眠ってなんかいないぞと自身の警戒心を満足させる。
警戒心を満足させつつ休養しているのが、犬の目をあけたままの眠りなのかも。

大型犬ほどよく眠る、というよりも愛されている犬ほどよく眠るのではないでしょうか。
敵から遮断された安心の空間を受け入れ、警戒心を解き放って休養する。

目を開けて眠るのは、外敵を睨んでいるぞという睡眠時のカモフラージュの習性の名残なのかも知れません。
犬の寝言も、そのカモフラージュの一種なのかも。

目を開けていても目を閉じていても、リリーはよく眠る犬です。

手足を放り出して、熟睡体勢です。